20031207
でじたけ流 教育論

第178回
り上手、られ上手


今年、小学校に入学した
長女の担任の先生は、若い女の先生だ。

PTAの前に出ると
さすがに若い先生だから
小さくなってるよな印象もあるが
噂によると、かなり怖い先生らしい。

幼稚園の先生もそうだけど・・・
そりゃあ、日光猿軍団みたいなのを
一日中、相手にしていたら
怒鳴りたくなる気持ちもわかる。

噂によると・・・と書いたのは
実は、うちの長女からは
そんな話は一切出てこなかったからだ。

どうやら子供によって
どれくらい「怖く」感じているか
または
「叱りとばされた」と思っているかは
かなり、まちまちらしい。

つまり・・・
しょっちゅうカミナリを落とす親がいる
うちの長女の場合には
叱られることへの抵抗力があるから、
いいかのか、悪いのかか・・・
若い先生ごとき「どってことない」ようだ。

毎日のコラムにも
同じようなことを書いたことがあるけど、
同じ風を受けても
「寒い」と感じる人もあれば
「気持ちいい」と感じる人もいる。

幸福も不幸も・・・感じ方ひとつ。

最もこれは
感じる子供のせいばかりではない。

普段から、叱るべき時に
ちゃんと叱ることができていない
親のせいも少なからずあるだろう。

人を叱るのは・・・大変だよ。

感情にまかせて怒るのは簡単だけど
「〜すべき」と叱るには
自分がそれをできていないとダメだからね。

そういうわけで私は・・・
子供が生まれてから
横断歩道で信号を守るようになった。


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