でじたけ流 教育論-刷込
 

でじたけ流“教育論”第1294回
刷込


若者に夢を尋ねる
あるいは夢を語る

そういう人は多いけど
誰もが夢をもっている
…というのは
あるいは幻想かもね

夢を持たなければならない
夢を持たないと恥ずかしい
…と叩き込まれてきた結果

夢を持っている人は
何も尋ねなくたってわかる
すでに何かをしているから

また
誰かに夢を語る人の多くは
話すことで
夢に近づいたつもりでいるが
本当に頑張る時は…独りだよ

どんなにAIが発達しても
作りたいものがなければ
何の役にも立ちはしない

何をどうしていいのかわからない
…のは自分が見えていない証拠

挙げ句
八つ当たりをしたところで
状況は悪化するばかり…
ますます自分を
見失ってしまい
その先にある夢など
思い描くことすらできなくなる

自分が夢だと思っていることは
ただ楽をしたい
…と思っているだけかも

それなら
なおさら叶うはずはない

夢なんて強引にみなくたっていい
目の前のことさえ
しっかり自分の力で
切り抜けていきさえすれば
次にどうすべきか
どうしたいのかは
おのずとかわってくるもの

夢に逃げちゃいけない
若者には
むしろ…そう伝えたい

やっぱり…人生、日々更新

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