でじたけ流 教育論-感覚
 

でじたけ流“教育論”第1293回
感覚


接客に就いている二男は
土日も働いているが
そこそこの規模の会社なので
ちゃんと休みはもらっている

小さな会社を経営して
休みなく働いている父からは
何だか
しょっちゅう休んでるように見えるが
法律的にみても道義的にみても
休まない方が…異常だろうな

しかし
休んでいる時より
休まないで動いている方が
性に合ってるのだから仕方ない
やりたいことを
やっているだけなのだ

さて
二男は休みの時
何をしているのかといえば
…ゲーム三昧
最近はバイクを買ったので
走りに行くこともあるが
ほとんどゲームにかじりついている

思い立って
チャーシューを作ることもあって
酒はまず呑まないが
ツマミは好きなようだ
これには助かっている

サラリーマンは業務中
与えられた仕事をして
苦労をしているけれど

休みの日には
目が疲れるほどゲームをして
面倒な仕込みの
料理を作ったりもする

自分で望んだ
苦労をすることによって
リフレッシュしているわけだが

自分で商売をしている場合
それは
自分で望んでやっていることなので
生活全部が
リフレッシュになるはずだが
…そうはいかない

実際には何ひとつ
望んでやっていないのかもしれない

それでもやるのは
体よく言えば使命感のようなもの

やる奴がいないから
仕方なくやっているだけ

けれど
仕方ないと思うだけでは
力が湧いてこないので
俺がやらねば誰がやる
…と自分に言い聞かせ
達成感を得るために動く

何が幸福で
何が不幸かは
やっぱり
自分が決めている
…としか言いようがない

酒呑みは
酒が呑めない奴は
不幸だなどと思うものだが
呑めない人は
酒代ばかりかかって
酒呑みは不幸だと思うだろう

やっぱり…人生、日々更新

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