この間…甥っ子が…
血の繋がった家族は
選ぶことができないが
友達は選ぶことができる
友達は自分が選んだ家族だ
そういう話を読んで共感した
…と話していた
なるほど
甥っ子は公務員として働いているが
それでは…
友達と同僚は何が違うと思う?
…そう質問してみた
甥っ子の職場には
同年代の人も多いようなので
少し考え込んでいた
むろん
そんな質問をしたからには
こっちはとうに答えを用意している
例えば約束を守らない人がいるとする
周囲には迷惑な話で
これが仕事であれば
そういう人には
もう二度と仕事を頼まなくなる
ところが
それが友達なら
しょうがない奴だ
…と言って付き合いを続ける
ようするに
友達はダメな奴でも友達なんだ
はたして
仕事仲間が友達となれるかどうか
逆に
友達と一緒に仕事をするとどうなのか
経験上でいえば
仕事仲間が仕事の枠を越えて
友達付き合い…家族付き合いとなることも
結構あると思う
友達と仕事をするより
仕事をわきまえた上で
友達になる方が
どちらかと言えば容易かもしれない
いずれにしても生きているうちは
人もどんどん変わっていく
同じ学校の同じ環境で
過ごしていた頃はよかったが
さまざまな道に進めば
常識に相違も出てくる
やがて
結婚した者と
していない者の間にも溝が生まれ
子供がいるかいないかでも
共感の度合いは変わってくる
同じように
変わっていくことのできる相手は
相当絞られてくる
そこまでの話となると…
まだ独身の甥っ子にとっては
近未来の話だが
そろそろ結婚なんて話も
出て来ているので
真剣な表情を見せていた
そういえばこの間
中学時代に知り合った友人と呑んだ
振り返ってみると…
この春で出会ってちょうど50年だった
やっぱり…人生、日々更新