でじたけ流 教育論-意匠
 

でじたけ流“教育論”第1289回
意匠


昨今の寒暖差には
ホトホト参ってしまうが…
ヨーロッパとアジアの交差点位置する
ジョージアの寒暖差は
その比ではないようだ

つい先日
ジョージアで
JICA派遣の保育士をしている娘と
電話で話したところによると…
25℃になったので冬物をしまったとたん
翌日は−4℃だったという

そういう気候の厳しい国だからこそ
支援が必要になるのかもしれない

現地の子供たちの写真が送られて来る
大人より子供の方が
コミュニケーションはとりやすいようだ

そもそも語学力が同レベルだし
何より常識が染みついていないし

それにしても世界中で使われている
ハートのデザイン?は
どうやって出来たのだろう
…と疑問を感じる

早速ChatGPTに尋ねてみると…

ハートマークのデザインは
紀元前7世紀頃の
古代ギリシャに起源を持つとされています
北アフリカのキュレネという
ギリシャ人の植民地で栽培されていた
シルフィウムというハーブの種が
ハート型をしており
当時発行された銀貨に
その形が刻まれたことが
ハートマークの始まりと考えられています

…ということだった。

なるほど元は葉っぱだったんだな
さらに検索してみると
すでにそのシルフィウムというハーブは
絶滅してしまっているらしいが
銀貨の写真は出て来た
…確かにハートマークだ

大事なもの=心臓みたいに
関連付けられていったことが想像される

そういえば★というのも不思議なデザイン
星なら丸いはずなのに
光っているのを強調してこうなったのか…

★マークの起源は
ハートより古く…
紀元前24世紀頃
エジプトのウナス王のピラミッド内部の天井に
星を象徴するヒトデのような形が刻まれており
これが現在の星形記号の原型とされています
…という話

また不思議なのは
このデザインを使った国旗の多いこと…
アメリカも中国も★を使ってる

世界の国旗のうち
★をデザインに含む国旗は
約59か国もあって
全独立国家の約30%に相当するらしい

主義主張に関係なく
共通のデザインに愛着を感じる
…という神経を人類は持っている

歌には言葉の壁があるけど
デザインには壁がないかもしれない

我が家で
積極的に絵を描くのは
父と娘だけだが
実際
娘は自分の似顔絵を描いて
異国の人達に
披露したりしているようだ

いわゆるエリート的な
国際感覚を身につけて
コミュニケーションをとるのは
なかなか大変なことだけど
デザインや絵を活用したら
異国の子供にだって伝えることができる

やっぱり…人生、日々更新

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