でじたけ流 教育論-当然
 

でじたけ流“教育論”第1275回
当然


去年就職して…
接客担当をしている二男は
年末年始も仕事だった

今や帰宅時間が
一番遅いのは…たいてい二男

毎晩帰ってくるなり
仕事の愚痴を飛ばす

上司や客からの理不尽な要求
しかし
それに対応することで
給与をもらっているのだから
…仕方のないこと

学生時代には
自分のためだけに
勉強していればよかったが…
社会人となると
いかに
予定外のことをさばけるか
その能力が問われるようになる

それが当然であり
それが社会というもの
ようやくその
スタートラインに
立ったのが…新社会人だ

自分のためにしていることは
0を1にしただけで誉められる

だが
社会という流れの中に立つと
10の流れがあれば
その1つを欠いても叱られる

受け流そうとすれば
必ずボロが出る
確実に渡していかなければならない

頑張るのは当然で
当たり前のことをしていても
誰も誉めてはくれない

これからの時代は
どんな分野にあっても
AIがある程度は
フォローしてくれるようにも
なってくるだろう

だがAIを動かすのは人間だ

いかに丁寧な手紙を
AIが代筆してくれたとしても
今誰に手紙を書くべきだ
…ということに気づかなければ
AIだって
ウンともスンとも動いてくれない

その気づきを
誰かに肩代わりしてもらっていては
一人前の仕事はできない

追われるような
仕事の仕方ばかりしていると…
誰かが尻を
叩いてくれているうちはいいが
それも面倒がられ
やがて
AIにとって代わられてしまうだろう

新社会人でいるうちは
誰かに尻を叩かれているだけマシだよ

やっぱり…人生、日々更新

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