でじたけ流 教育論-愚痴
 

でじたけ流“教育論”第1252回
愚痴


学生時代は
好きなことばかり
していたせいか…

早々
愚痴ることのなかった
二男が…
最近よく
愚痴るようになった

就職して
今は接客をしているので
自分のせいではないのに
客から詰め寄られることが
しばしばあるらしい

もっとも最近の会社は
昔とは大違いで
カスハラの対策なども
万全にはしている

それでも
自分のこと以外で
文句を言われ
それに対応しなければ
ならなくなった
…というのは
社会人になった証拠

社長…とはいえ
大企業から見れば
1つの
部署程度の規模に過ぎない
小さな会社を経営している
父親は…
息子の会社での愚痴を
鼻で笑いながら聞く

俺なんて自分じゃなく
従業員が交通事故を
起こしたって
謝りに行かなきゃなんないんだ

それは…
会社の責任者として
…当然のこと

社会に出て
何か役割を持つと
会社に属していればもちろん
個人で仕事をしていても
自分のことだけ
考えていたのでは
とても仕事にならないし
自分が関係する仕事で
一緒にやつている人間が
ミスをしても…
カバーしなければならない

自分を忘れて
役割に徹することで
賃金を得
自分の居場所を得る

それが普通の社会人の姿

家に帰って
愚痴を言う分にはいいが
相手を選んで
愚痴を言わないと
足下をすくわれることもある

いかに
自分の生まれ育った家が
味方だられの
恵まれた場所であったかを
これから
よくよく実感し…

そして今度は
自らそういう場所を
作り出す側にまわるんだ

やっぱり…人生、日々更新

Copyright 1998-2024 digitake.com. All Rights Reserved.


バックナンバー  人生日々更新 -Main-