でじたけ流教育論-物置

でじたけ流“教育論”第1245回
物置

強制されていないことをする
…というのが
リラックスの正体
…というか実体に違いない

それを実証するかのように？
二男が物置の片付けをはじめた

我が家の隣には
大きめのプレハブ物置が建っている
昔ならさしづめ蔵か

実家の物も
会社の物も
とりあえず詰め込んでいるうちに
足の踏み場がなくなって
ますます人が近づかなくなっている

さて…
強制されたくなければ
強制される前に自らやるしかない

自らを動かすのは
勝手な使命感…だったり
たいていの場合は…欲望である

どうやら二男は
物置を整理して
自分の別室にして
使おうとしているらしい

せっかくバイクの免許もとったので
バイクを買って置く場所もほしい

そこには父親が
長年放置しているバイクも
あるにはあるが…
直して乗るより
安全な新しいのを
買った方が安上がりだろう

父もいつかは
物置を片付けて
使えるようにしたい
…とは思っていたが
片付けるより
新しい場所を
開拓する方に
奔走する方が楽しい

物を置く場所がなくなったら
片付けるのは常識かもしれないが
場所がなくなったら場所を作る
…という発想で
今日まで来てしまい…
気がつけば物置だらけ

まぁ…動機はどうあれ
自分の居場所は
自分でつくるのが人生の掟だろう

やっぱり…人生、日々更新