でじたけ流 教育論-研修
 

でじたけ流“教育論”第1232回
研修


この春
新社会人となる二男が
先日…2泊3日で
就職する企業の
研修合宿に行ってきた

どんなことをやったか
聞いてみると…
まるで
昭和の時代に流行った
…地獄の特訓
あるいは
○○ヨットスクール
…みたいな話

泣き出した
新人女子社員も
いたらしいけど

唖然とするより
笑ってしまった

研修専門の会社が
請け負って行われている
この研修の一番の目的は
おそらく…
社会の理不尽に
立ち向かう覚悟を
身につけること
…ではないか
そう考えるしかない

研修中
皮肉しか言わない
厳しい講師を
演じている業者の人が
メシの時間にふと
素に戻った姿を見て
二男は
ホッとした
…という

この人も
仕事でやっているんだな
…と感じたらしい

おおむね大企業の場合…
入社するまでは厳しく
研修を受けると
この先どうなるのか…と
緊張を強いられる場面も
多いようだが…

いざ働いてみると
案外みんなのんびりして
いるんじゃないかな
…それが
大企業のゆとり?

一方…
中小零細企業の場合は
入るのは簡単で
ろくな研修もないが
働き始めると
日々皮肉られ
時に罵倒され
理不尽に対応することが
仕事になるのが通例

つまり…ゆとりはない

どちらが自分の
性に合っているか…
また
どちらになら
合わせていけるか…

どこで覚悟を決めるか
…が
社会人として
生きることだろう

やっぱり…人生、日々更新

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