先日…
八戸の弁当屋で
大規模な食中毒事件が起きた
この事件の詳細は知らないが…
実は同じ時期に
東京郊外の居酒屋に行った
大学院生の二男が
帰るなり…発熱した
こういう時期なので
最初はコロナか
インフルエンザを疑い
まず自室に隔離したが…
自宅でできる検査キットでは
コロナもインフルも陰性
ただし…ひどく腹を下していた
発熱も下痢も数日間続き
医者に行くと食中毒が疑われ
整腸剤を処方された
聞けば一緒に居酒屋に行った
4人中3人が同じ症状だというから
…間違いないだろう
若いからこの程度で済んでも
もし年寄りが同じ目に遭ったら
命取りになりかねない
損害賠償うんぬんではなく
これは保健所に連絡すべきではないか
…と二男を促した
こういうアクシデントに見舞われた時
どこに何を訴えるべきか
そしてその結果どうなるのか
…ということは
学校では教えてくれない社会勉強にもなる
保健所に電話をすると
職員が来て
いろいろと聞き取り調査をやったらしい
原因が居酒屋のメニューであることを
明確にするために
自宅で食べたものまで調べて行った
その対応は面倒かもしれないが
せっかく税金を払っているのだから
役人たちの働きを
間近に見るいい機会でもある
結論はまだ出ていないが
その居酒屋にも立入検査を行い
何かしらの注意は喚起するだろう
まずよほどのことがない限り
営業停止ということはないと思う
むしろ役所は
営業を停止しなくても済むよう
指導をするのが仕事
営業が停止されたら
税金をとれなくなっちゃうからね
おそらく居酒屋は
いつも通りの対応で
調理を行っていたに違いない
しかしこの…
いつも通り…が最大の落とし穴
今年の暑さは
いつも通り…ではない
そういう時に
いつも通りの対応でいたら
異常を生じる危険性は高い
いつも通り…
これまで通り…でいるのは
知恵のなさの証
むろんAIには勝てない
そもそも
例年通り…でいても
自分は去年より
1年歳をとっているわけで
自分自身が去年とは違うんだ
その変化は
40代くらいまでは
あまり感じないが…
50代…60代となると
強く感じるようになるもの
毎日同じではない
新しいことに対峙できる知恵は
教わらなくても
つけていく必要がある
やっぱり…人生、日々更新