でじたけ流 教育論-宿題
 

でじたけ流“教育論”第1207回
宿題


43年ぶりに
母校で行った文化祭
カミさんと娘にも
手伝ってもらった

カミさんにとっても
母校なので
手伝うのは当然として…

娘は普段
ダブルワークで
滅多に帰って来ないが
家族の催しは
わりと積極的に参加する

集まった同級生や
先輩の中には
初対面の娘に
驚いている人もいたが
娘は何処吹く風…
受付をこなし
誰とでも
普通に会話をしていた

今回のイベントは
降って湧いたような
話でもあった

まず二度とないチャンス
…だと思って
いつもの仲間たちに
話しているうち大ごとになった

43年前とは
比較するまでもないが…
昔のまま
同じ奴が同じ担当を引き受けた

娘にとっても
高校時代はもはや過去の話
まして…こうして
父親たちの高校時代を
直に感じられる機会はないだろう

さて父親にとっては…
校長室は叱られに行く場所だったが
今や歓迎される場所となった

そしてイベントのパンフを
制作するにあたっては…
校長先生に原稿の依頼をした

ちょうど夏休みの頃だった

43年経って…
校長に宿題を出す立場となったことは
実に痛快であった

そういう
落とし前のつけ方を
子供たちには見せつけたい

やっぱり…人生、日々更新

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