でじたけ流教育論-指図

でじたけ流“教育論”第1204回
指図

いわゆる
できる人…と
できない人…の違いは
言い換えれば
いちいち指図されなくても
できる人…と
いちいち指図されないと
できない人…の違いだろう

やらなきゃならないこと
…がわからずに
指図されるまで動けない
…のは
経験の浅い
とくに若者に多い

指図されることによって
経験を積んでいくことになる

やらなきゃならないこと
…はわかっているのに
指図されるまで動かない
…のは
経験は積んでいるはずなのに
実は積んだのではなく
ただ並べてきただけの人

それでは
いつまで経っても
高い場所には手は届かない

むろん
ものを見る位置が
ちっとも高くなっていなから
物事に気づきにくいし
気づかなければ
考えることもできない

いくら
歳を重ねたり…
時間をかけたりしても…
頑張り方を知らないと
すぐに頭打ち

若い頃に経験した失敗を
失敗のまま終わらせてきた
しっぺ返しは
暴飲暴食の結果と同じく
歳をとってから出てくるだろう

若者は…
失敗しても
焦る必要はない

まだまだチャンスはある

野球で言えば
二回…三回
敵に５点とられてたって
勝負はこれから

年寄りは…
もっと焦れ

八回…九回
点差によっては
逆転のチャンスなんてほとんどない

歳をとったからといって
落ち着いたふりをしてると
…コールド負けしてしまうよ

勝負から降りた
あるいは
降りてもいい立場
…ならいいけどさ

やっぱり…人生、日々更新