20020929
でじたけ流 教育論

第117回 …その時、供たちは


毎朝のように子供たちの騒ぐ声で起こされた夏休みは、ようやく終わってくれたが・・・兄妹ゲンカはあいかわらず。

つい先日も、その元凶となったゲームボーイを取り上げたところだ。

これまで、うちの夫婦は
子供たちの前でケンカをしないことに務めてきたつもりだけど・・・
さすがに聖人君子のようにはいかず、時折は爆発してしまう。

この間は、とくにひどかった。
しかも結婚記念日の晩だったのにね。

お互い・・・夏休み疲れに加えて、
増築工事への気遣いと引っ越し疲れも手伝ったという感じ。

きっかけはご多分に漏れず些細なこと。
しかし・・・
結婚11年ともなると原因は子供に対することになってきたりする。

両親のケンカを見れば子供たちも少しは自分たちのケンカについて考えるだろう
・・・と思った、なんてのは後からとってつけた理由だが
その後の子供たちのリアクションには、なかなか興味深いものがあった。

小3の長男は、ひたすら泣きながらケンカを止める。
5歳の長女もつられて泣いた感じだったけど
最初も・・・そして最後も極めて冷静に大人びた態度をとったのに少し驚いた。

「・・・明日になれば忘れるよ」なんてことを言ったかと思うと
次の日の朝には・・・
「夕べ、おかあさんを泣かしたおとうさん、おはよう!」なんてケロリと言う。

女のズ太さというのは年齢に関係ないな。

さて、間もなく3歳になる次男はというと・・・
最初から最後まで、何か家族たちの異様な雰囲気を感じて眉わひそめつつも
とくに泣くでもなし。
ただ、ジッとその重苦しい空気が去るのを待っている感じ。

やっぱり・・・下になるほど神経が太くなるのか?

私は長男だけど・・・両親のケンカは見慣れてたけどね。

そういえば・・・
私とカミさんがケンカをして以来、子供たちのケンカは見ないな。
・・・今のところ、ね。

あ! もうとりあえず仲直りはしてますから・・・ご心配なく。

増・築・日・記 25  

蔵書収まらず

今、うちで一番人気のある場所写真は・・・まんだらけの倉庫ではない。
80%完成した自作の物置だ。

大工仕事はやっているとキリがない。
やればやるほど「次はどうしよう」と考えがめぐる。

それは楽しいことなんだけど・・・
いつまでもそうしていると部屋が一向に片づかないので、とりあえず棚が組めたところで本をブチ込むことにした。

計算のうえでは蔵書がすっぽり収まるはずだったが・・・何故か溢れてしまった。
引っ越しをはじめるまでは見えなかった本たちが掘れば掘るほど出てきたせいもあるが、片づけるそばから増殖しているせいもある。

読んだ本など捨ててしまえばいい・・・とよく言われるが、
何か書き物をしていて資料が必要になった時に、手元にないと嫌なんだよなぁ。

その思いがある以上・・・「次はどうしよう」と考えがめぐらせ続ける必要があるな。


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