大学院生の次男が
友達と釣りに行った
前回…初めての釣りでは
小さなのを家族分
どうにか釣ってきて
…今回はそのリベンジ
大漁の写真…は
すべてまわりにいた
釣り人からもらってきたもの
本人は…一匹しか釣れてない
小骨が多い魚で
釣れても
リリースしてしまうことが
ほとんどらしいが…
くれる…と言うので
もらって来たらしい
とりあえず
そこにいた
ベテラン釣り師たちの
同情心だけは
釣ってきたようだ
もっとも
本気で食うために釣りに
行っているわけではないから
そういう
コミュニケーションが
経験できれば何よりだと思う
釣り…も
ゲーム感覚に違いないが
自然の中で
見知らぬ人とふれあえるのは
モニターに向かってるだけじや
決して味わうことはできない
最近よく歩く川べりの道で
川に向かって横一列に
折り畳み椅子を並べて話している
4〜5人のおじさんたちがいた
話すなら
お互い向き合った方が
話しやすいだろうに…
わざわざ横一列
たぶん
このおじさんたちは釣り仲間で
川に向かって
横一列でいる方が
きっと落ち着くんだろう
昔はもう少しどこか遠くの川まで
釣りに行っていたけれど
車に乗って行くのも面倒だし
どうせ釣れないし…
でも仲間で話すのは楽しい
だったら釣り竿もいらないし
近所でいいから…ってことで
こういうスタイルに
なっているんじゃなかろうか
若い頃には
本当の目的や楽しさがわからず
無駄なことをたくさんする
それはそれで
無駄だったとわかることが
勉強になるわけだが…
いいかげん
無駄に使える体力もなくなってくると
実にシンプルな方法で楽しさを味わう
やった分の無駄を
今度はどんどんそぎ落としていく…
化粧の厚みを増すより
楽しく笑える表情を作り出す方が
何倍も輝いて見えると思う
やっぱり…人生、日々更新