20020922
でじたけ流 教育論

第116回 険をじとれ!


家が多少なり広くなると・・・
そこには新しい快適さがあると同時に
新しい危険もある。

日に何度が開け閉めする扉が1枚増えれば
扉に指をはさむ危険性がその分増えるというものだ。

新しい環境に慣れてくれば
その危険度も下がってくるようでいて・・・
実は慣れた分、注意を怠って
危険度が高まることさえある。

板の間ばかりだった我が家にも和室ができた。
これでようやく畳の上に布団を敷いて寝られるようになった。

和室には3つの窓があって、
うち2つが"掃き出し"と言われる出入り可能な大きな窓。
当初は障子を入れることになっていたが
障子を建具屋に頼むこと自体、高いし・・・
子供が小さいうちは、
すぐにボロボロにされることが目に見えているので
和風のロールカーテンをつけることにした。

問題は"掃き出し"のロールカーテンだ。

ロールカーテンの方式には大きく分けて2つのタイプがある。
ひとつは・・・
カーテンの中央にヒモが1本付いていて引くタイプ。
もうひとつは・・・
ロール上部の丸い部分にヒモが付いていて巻き上げるタイプ。

"掃き出し"の場合・・・
カーテンの中央にヒモが付いていると
下げきった時にヒモがダランとなってしまうし
上げる時には、いちいちかがんでヒモを拾う必要があるので
たいていはロール上部にヒモをつけて巻き上げる方式をとる。

巻き上げ用のヒモは大きな丸い輪になっている。

どういうわけか小さな子供は・・・
そういうところに首をかけたがるんだよなぁ。

知らないうちに首をつっこんで
ヒモが切れたら困るし・・・
切れなかったら、もっと大変だ。

ロールカーテンのわきそこで我が家では・・・
本来、ロールカーテンには必要のない
カーテンをまとめておくためのフックを付けた。
もちろん、幼児の届かない位置に。

ちょっとカッコ悪いけど・・・
小さな子供がいると、カッコばっかりつけていられない。

それくらい注意してても・・・
次男は、その"掃き出し"から転がり落ちたけど、ね。

階段やベランダなど・・・
明らかに危険な部分については
子供本人もよくわかってる。
そういう場所は、慣れた頃が怖い。

ベランダのネットちなみに我が家では・・・
ベランダのフェンスを覆うようにネットを張り巡らせた。

まさかフェンスの間から落ちることはないとは思うが
うちより、もっと小さな子供が遊びに来ることもあるし
オモチャを落とす危険性もある。

ネットを張るまでは、かなり試行錯誤した。

サッシ屋に相談したら、横に棒を付ける案が出たが
それだと、かえって登ってしまう危険性がある。

ネットなら足はかからないし・・・第一、安い。
しかも、後で簡単にはずすこともできる。

おかげでネットには・・・
ゴルフ用と野球用で目の細かさが違うということも知った。

フェンスに括り付けるには針金だと危ないから、
コードを結束するプラスチック製のベルトがいい。

危険に気づくことが、まず大切だと思うけど
気づいたことに対処する工夫と迅速さが、また大切。

工夫を楽しめないと・・・
金がかかるばっかりだ。

増・築・日・記 24  

作っては修復の日々

いまだ・・・毎日が「日曜大工」の日々。

廃材が大いに役立つ!物置は両側の壁が一応できて、もう外から入ることはできない。
この物置のために付けてもらった専用のドアからのみ出入り可能。
つまり・・・物置ではあるが、室内からでないと入れない構造。

物置とはいえ・・・そういうわけで室内にもなったので、ちゃんと床を貼ることにした。
ちなみに大きさは約2畳。それもタテに畳みを並べた感じの2畳なので、この中で木材を切ったり、脚立を立てたりするのは至難の業だ。

内壁には大工にならって石膏ボードを貼ったが・・・
下地がいいかげんな作りなので、ボコボコになってしまった。
今、補修用のしっくいを塗りたくっているところ。

本職が手がけている風呂の方は・・・ついにバスタブの設置までいった。

大工と左官屋、防水工事屋に水道屋が入り乱れて・・・仕上げには電気屋と壁紙屋が入る。

こっちは、ひとりで黙々と・・・。
はたして完成はいつになるんだろう??


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