でじたけ流 教育論-独りで頑張る習慣
 

でじたけ流“教育論”第1140回
独りで頑張る習慣


人はたいてい
自分の愚かさ故に…
自分を傷つけながら
…生きていくことになる

そこで
気づいたものによって
愚かさが軽減され

自分を客観的に
見ることができるようになと
少しだけ…大人になれる

自分を傷つけたものが
自分の外にある…
つまり
何かのせい…
誰かのせい…
…にして
自分は今のままでいい
…と
思いたがるのは…
いわゆる心の弱さ

弱さは愚かさを助長する

自分は不器用だから
…という言い訳も

結局は
今の自分ではなく
生まれながらのせい…
…にしているに過ぎない

器用に見える人ほど
実は
自分が不器用であることを
よく知っている

知っているからこそ
失敗を恐れて

いや
失敗することを前提に
その時間を見込んで
先んじてことをはじめる

強く見える人が
実は
力が強いのではなく
警戒心が強いように

器用に見える人も
強そうに見える人も
本当は
タイミングを守ろうとする
…ただの真面目な人である

自分を器用だと
思う人ほど
ギリギリまで何もしない

それで何とかなった
成功体験だけに
支えられていたりする

スクッと伸びた長いものが
折れるのは…容易だ

器用をひけらかす奴ほど
不真面目な奴はいない

真面目
不真面目に
若いも
年寄りも
関係ない

強いていえば
品性の問題だろう

品性や道徳観は
習慣によって与えられるもの

教育だけで
伝えられるものではない

きっかけは
教育であるかもしれないが
習慣をつくるのは自分だ

人に教わった通りやっても
人と同じようにはいかない

自分が大切なら
もっと
これまでの自分を
壊す勇気が必要だ

…そんな風に
自分の尻を叩きつつ
また
大義名分をかざして

今日も父親は
マイブームに邁進する

やっぱり…人生、日々更新

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