でじたけ流 教育論-時は常に新しい
 

でじたけ流“教育論”第1130回
時は常に新しい


3月に25歳になった
娘がダブルワークに進む一方…
3月に大学を卒業した次男は
…大学院に進む

去年は時折
家でスーツを着ていた次男

どこかに出かけるのかと思ったら
Webで企業面接を受けていた

妙な光景だが
もはやこれが当たり前

実際の仕事に就いても
Webミーティングをする機会は多い

Webであろうが
自分の意見を伝えられなければ
仕事にならない

公的機関へ
アポイントメントをとる際にも
「訪問」か「Webミーティング」かを
選択するようにまでなっている

こうした流れで
人間関係が
どんどん希薄になっていく
…という指摘も多いが

Webを使っても
人間関係が希薄にならないようにする
新しいノウハウが必要
…ということだと思う

リアルに会うのと違って
照明や背景…
あるいはマイクを調整して
どうすれば伝えやすくなるか
…という
多少の技術も必要になってくるが
そういう新しいことを
拒絶していたら
新しい時代は生きづらい

考えてみると…
手紙のやりとりが
できるようになったからといって
人間関係が希薄になったか
…といえば逆で

手紙ひとつ書けないことで
人間関係は希薄になってしまうし

それは
電話もメールも同じこと

コミュニケーションをとる手段は
さまざま用意されているというのに
会わないとダメだ
…と決めつけてしまうようだと
もはや何もできなくなってしまう

とはいえ「いいね」をつけないと
関係が維持できないというのも困りもの

闇雲に「いいね」をする方が
よほど人間関係は希薄に思える

最たるものは「誕生日祝い」
facebookに友達の誕生日を知らされて
あわてて型通りの祝いを書き込む

書き込んだ相手は
もうとうに亡くなっているというのに

亡くなったことすら知らないで
友達と言えるのだろうか…?

道具のせい…や…時代のせい

自分を変えられない人は
いくら便利な世の中になろうが
言い訳を探すのに必死になることで
時間を浪費する

そういう悪いクセは
若いうちになくしておかないと
生きづらい時間が長くなるだけ

いくつになっても
生きていれば毎日
新しい時間を
突きつけられているからね

やっぱり…人生、日々更新

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