でじたけ流 教育論-人生の宿題
 

でじたけ流“教育論”第1128回
人生の宿題


宿題に追われる
…というと
何だか学生のようだが

実のところ
学生の頃より
社会人になってからの方が
宿題に追われることは多いのは
誰もが実感することだろう

学生時代はいわば
その予行演習のようなもの

大人になってからの宿題の
厄介なところは…
間に合わないと
周囲に迷惑がかかるところ

学生時代のように
自分の成績が下がるくらいでは
済まされない

社会人も新人の頃は
学生とほぼ変わらないが
次第に責任を負うことが多くなると
宿題の重さも大きくなる

そこでずるい大人は
何だかんだと理由をつけては
締切を延ばす方策に出る

安易に締切を延ばしてしまう
最大の理由は…
それが自分のやりたいことではなく
やらされていることだから…だろう

自分のやりたいこと
自分で気づいたことなら
いの一番にやらなければ
…気が済まなくなるはず

結局…
締切を延ばすクセがついた人には
本当に自分がやりたいことや
夢といったものは
…ないのかもしれない

自分の人生を有意義に感じたいなら
自分で宿題と締切を決めるしかない

やっぱり…人生、日々更新

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