でじたけ流 教育論-理解と容認
 

でじたけ流“教育論”第1126回
理解と容認


独り暮らしをしている娘が
去年のクリスマスに
プレゼントで靴下をくれた

男は鍛えないと男になれないが
女は生まれながらにして女
…だというのは持論だが

靴下をプレゼントする
…というのはまさに
女性ならではのような気がする

男性が女性に
何かをプレゼントしようとすると
ついいいところを見せようと
花だとか
装飾品だとか
バッグだとか
目立つものを買おうとする

対して女性からのプレゼントは
消えてなくなる食べ物だったり
靴下だったり…
目立たないけれど
相手と同化してしまうものを
選んでいる感じがないだろうか

もっとも男性が女性に
下着など贈ろうものなら
即ヘンタイ扱いされるだろうけど

明らかに男と女は
思考の方向が違っている

そして違っていて…いい

同じだったら
補足関係にはなれないから

相手に自分が言っていることが
伝わらないことは…
男女間にはよくある

それはもともと当たり前の話

理解とは違いを認めることで
必ずしも同調することではない

認めるということは
ある意味…容認することかもしれない

わかるか
…わからないか
好きか
…嫌いか

そういうことではなく
容認できるかできないか
…が
これは男女に限らず
付き合いを続けられるかどうか
…ということにもなろう

利口な奴
金持ちな奴
…でも
一緒にいたくない奴は大勢いるし

バカな奴
…でも
一緒にいて苦にならない相手はいる

損得ではなく相性の問題だ

そもそも
言葉が交わせなくても
犬や猫との相性だってあるわけで
言葉で説明しようとすると
かえって
わからなくなることは多い

わからないこと…が
わかっていればいい…場合もある

やっぱり…人生、日々更新

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