でじたけ流 教育論-末っ子似
 

でじたけ流“教育論”第1113回
末っ子似


娘は父親に似て
息子は母親に似る
…というのは
事あるごとに感じる次第

我が家だけでなく
ほかの家庭を見渡しても
歴史を紐解いてみても
こうした例は圧倒的
…と言えるのではないか

我が家の場合
息子は2人いる

顔は似ているが性格は違う
これは
生まれた順番によるもの
…だと思われる

長男の性格はカミさんに似ている
2人がケンカをすると
傍目にはまるで
姉弟ゲンカのようにうつる

それでは はたして
長男と性格が違う次男は
どこが母親似なのかといえば…
生まれた順番に
由来しているのではないか

カミさんも次男も
3人兄弟の末っ子なのだ

末っ子という
同じ環境に置かれたとしても
そこへの対応は
性格によって分かれるとは思うが

次男の立ち振る舞いを見ていると
カミさんが姉兄
あるいは今は亡き両親にしていた
立ち振る舞いと同じように感ぜられる

性格とは何も
素直な気持ちを
表現することだけではない

素直な気持ちを
抑えようとする気持ちもまた
性格のなせる技に違いない

初めての子供は
親がまったく慣れていないから
何かと子供中心になりがち

何人兄弟がいようが
一人っ子経験があるのは
第一子だけの特典

二人目
三人目となると
親も慣れてくるし

末っ子は
生まれた時から
同世代に囲まれ…
おのずと
もまれることも多い

大勢いる中で
自分を活かす技を見いだすのは
上より下の子の方が
長けているかもしれない

そういえば
オリンピックの金メダル選手には
末っ子が多いと聞いたことがある

もまれる一方
ほったらかしにされることも多く
伸び伸び育つ…のか

人の中を
かいくぐっていくことの巧さは
きっと末っ子にはあるだろう

はたして問題は
他人との競争ではなく
自分との競争に勝てるか否か…

もっとも
そんなことに気づくには
50年くらいかかるかなぁ…

やっぱり…人生、日々更新

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