でじたけ流 教育論-男のミッション
 

でじたけ流“教育論”第1100回
男のミッション


男女平等…は大切なことだと思う

女性だから何かができない
…という社会は絶対的によくない

けれど
差別はよくないが
区別は必要だとも思う

区別がないと
これもまた世の中…
生活は…うまくまわらない

自分のようなチビは
背の高い奴を頼んで
高い場所にあるものをとってもらう

男女の違いも背の高さも
基本的には同じことだと思う

さて
父親と母親の役割も
根本的には異なってしかるべき

むしろ異なっていなければ
一対でいる意味は
希薄になってしまうだろう

腹が減って食卓につく

…といつものように
子供たちが自分の部屋から
なかなか降りて来ない

小学生ならまだしも
みんなハタチを過ぎているというのに
家にいる時は常に子供のままだ

母親が声をかける
…降りて来ない

そこで次に
母親や父親に「呼んで」と頼む

仕方なく階段の下まで行って
ひと声怒鳴る

とたんに子供たちが降りて来る

そんなことを
もう何百回やっているだろう

子供たちは母親に甘える

ただ甘えていれば
猫のように可愛いだけだが

甘えが過ぎて
歳と共に
都合の悪い話は聞かなくなる

するとまた
母親は父親に「叱って」と頼む

父親は言われた通り
子供を呼びつけて罵倒する

そうなると母親は
「そこまで言うことはない」と
父親を止める

そんなことも
もう何回繰り返して来たことだろう

生活とはつまり…繰り返しである

繰り返しが出来る相手が
家族だということは
社会に出て多くの人と会うと
そのことはよくわかる

ところで自分は
生まれてこの方
女に生まれればよかった
…と思ったことは一度もない

それは父親になってからも
まったく変わることはない

どっちが上とかいう
問題ではなく

自分が女だったら
耐えられないと思う

それだけに
男である以上
男を貫かなければならいな

しかしそう感じられるということは
実に幸せなことだと心底思っている

猫に生まれたかった
…と思うことは時折あるけどね

やっぱり…人生、日々更新

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