でじたけ流教育論-あらかじめ失われた若者たちよ

でじたけ流“教育論”第1091回
あらかじめ失われた若者たちよ

若者よ
大いにうぬぼれたまえ

そして
行けるとこまで行って
早いところ限界を知って
ギャフンと言って出直せ

最初から
あんまり謙虚でいると
自分の限界も知らず
傷つくことを恐れたまま
真剣な挑戦ができない
妙な大人になってしまうよ

傷は若いうちにおった方がいい
治りも早いし
致命傷にはならないから

おおむね30代くらいまで

仕事や家族を持って
自分のためだけには
生きられなくなって

頑張り方は変わる

いつまでも
新人ではいられない

子供に子供服を着せるためには
自分が子供服を着てちゃいけない

そこで自覚と覚悟ができてくると
40代は面白くなる

まだまだ体力もあるし
できることが広がってゆく

でもまだ
やらされてる感は拭えない
やるべきことが
できるようになっただけ

しかしこいつをクリアすると
新しいミッションが降ってくる

それは本当にやりたかったこと

自転車に乗りたい
…と思ったら
何度も転ばなければならない

乗れるようになったら
自分で行き先を決めなければ
意味はない

まだ乗れもしないくせに
行き先のことばかり考えていても
嫌になるだけ

せつかく乗れても
行きたい場所が見つからないと
自転車は錆びていく

歳相応の頑張り方をすることが
今を最大限に活かすこと

年寄りは
せっかくその歳まで頑張ったのに
わざわざ若者ぶらないこと

老若男女問わず…

肉体の柔軟性より
精神の柔軟性を無くすことで
生きるのが辛くなる

やっぱり…人生、日々更新