Facebookに見知らぬ方から
友達申請をいただくことがある
基本的に
リアルで対面したことのない方
メッセージひとつない方と
無条件に友達にはならない方針だけど
共通の友人があんまり多かったりすると
メッセージを送った上で
承認させていただくこともある
申請をいただくのは
たいてい
歴史や
下田が好きな
わりとご年配の方が多い
しかし時折
若者と思わしき人からも
友達申請が来る
共通の友人を見てみると
長男や次男の友達だ
息子たちの友達が
息子たちとつながっている
父親のページを見て…
この…
人生日々更新
…に興味を持ち
友達申請をしてくれたのだ
機会があれば
息子たちの友達を交えて
酒を呑むこともある
呑み屋で隣り合った若者に
声をかけるように
40代の半ばを越えた頃から
気がつけば周りにいるのは
同年代か
若者といっても
仕事上の知り合いばかりになっていて
その仕事上の知り合いも
どんどん年齢が上がっていく
若者といえば
子供たちくらいになってしまう
50になって…
もうこれから先
新しい友達なんて
できないかもしれないな
…と思った頃
下田に行きつけの呑み屋が
何軒かでき
急に知り合いか増え始めた
気が合うのはやはり
同年代ではあるんだけれども
中には自分より
ずっと若い連中もいるし…
息子の友達を連れて下田へ
遊びに行ったことも幾度かある
共有したくなるような
いい店
いい場所を知っていること
話すネタを持っていること
…が新しい友人をつくってくれる
とくに新しい話題もなく
思い出話に終始していると
その思い出を共有できる相手としか
話が通じなくなってしまう
新しいことを知るには
自分が自分の足で
情報をつかまなければならない
テレビやネットの情報は
誰でもが知りうることで
それだけでは
自分が何かを
発信することはできないだろう
何も無理矢理
発信する必要はないと思うけれど
本気で自分が興味を持って調べ
知ったことがあると
どうしても話したくなるし
知れば知るほど
わからないことも出てくるので
聞いてみたくもなる
また
聞いたことを
その場だけのことにせず
実際に聞いた場所に
行ってみたり
試してみたりすることで
さらに話は盛り上がっていく
そんな習慣が
人生を豊かにしてくれるのは
間違いのないところだ
発信するものがない代わりに
金をばらまいていたとしたら…
金の切れ目は縁の切れ目
…になるだろうし
そこに付いてくる連中は
もっと金をまいてくれる方へ
すぐになびいていくだろう
ことコロナ禍にあって
人生について
考える機会が増えると…
金に価値を感じなくなる者も
少なくないと思う
知り合いが増えると
時には
わずらわしいことも
ないではないが…
人とのつながりは
決して固定したものではなく
自分も相手も変わっていくもの
思いがけず
より親しくする人もいるし
当然離れていく人もいる
受け身でいると
プラスよりマイナスが
増えていくだけ
さてこうして
ご年配や青年とも
話せる機会は増えたが…
若い女性と出会う機会だけは希
時には
グラビアアイドルみたいな
プロティール写真の
友達申請が届くこともあるが
そこは…君子危うきに近寄らず
やっぱり…人生、日々更新
