でじたけ流 教育論-普通の基準
 

でじたけ流“教育論”第1063回
普通の基準


体操で活躍する
若い姉妹のことをニュースで見た

解説によると父親も
オリンピックの体操選手だったという

間違いなくこの家庭では
体操に対する感覚が
普通の家とは違うはずだ

ただそこに生まれた
若い姉妹にとっては…それが普通

普通の基準は家庭によって違う

その基準の中で
もっともわかりやすいのは
そこに何が置いてあるかだろう

習慣はカタチから入る

何かに憧れた時
まずファッションを
真似てみることからはじまるように

家で体操着を着て
床運動することが当たり前の家もあれば

いつも手にとれる場所に
楽器が置いてあれば
演奏することも当たり前になる

そして
その慣れ親しんだ環境が
自分にとって居心地がいいと感じ
…基準となっていく

はたして
我が家の基準はどこにあるのだろう?

そうえば昔…長男が小さな頃
当時も
いつ大地震が来るかわからない
…と言われていたんで
我が家では枕元に
ヘルメットを置いて寝てた

カミさんの姉さんが泊まりに来た時
長男は…
おばちゃんのヘルメットがない!
…と言って大慌てしていたが
カミさんの姉さんは
何を慌てているのか
キョトンとしていたことを思い出す

子供たちがやがて
自分の家庭を持った時
その家庭に置いてあるものが
…その答えかもしれない

やっぱり…人生、日々更新

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