でじたけ流 教育論-自分のゴールは自分で決める
 

でじたけ流“教育論”第1061回
自分のゴールは自分で決める


保育士の娘が
本格的な独り暮らしをはじめるにあたり

アパートの契約内容だとか…
火災保険だとか…
電気・水道・ガスの開栓方法だとか…
住民票はどうするだとか…

実家で当たり前に生活していると
わからないことにブチ当たって
…右往左往している

まるで
小さな自分の城を持つための
ロールプレイングゲームをしているようだ

すでに経験というアイテムを持っている
父親にあれこれ尋ねてはその在処を探す

やりたいことがあればこそ
アイテムを増やそうとする

それがないとゴールに近づけないから

ただ
子供の頃と違うのは
ゴールを決めるのは自分だということ

すごろくのように
決まったゴールは用意されてない

社会のルールや
自分の属する組織のルールは
まずクリアしなければならない

しかし
社会や組織に決められたルールを
追ってるだけは自己実現はできない

自分のゴールは自分で決める

その時
自分が想像できる
自分のゴールを決められないと
誰かのルールのせいにして
頑張りきることはできず
新しい自分に出会うこともない

見えないゴールを追うのは
しんどいけれど…
ゴールにたどり着くと
…見えてくるものは必ずある

はたして娘は
初めて作った自分の城で
どんな景色を見るのだろう

結局うちにいる時と同じで
帰ってメシを食うなり
コタツで寝てしまい
慌てて起きて
景色を実感する余裕はない…かも

やっぱり…人生、日々更新

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