でじたけ流 教育論-大人になれたら困らない
 

でじたけ流“教育論”第1056回
大人になれたら困らない


子供たちが近目で
漫画を読んでいたり
スマホに夢中になっていると…
目が近い
…と繰り返し注意する

注意するついでによく…
大人になってから困るぞ
…と言うこともしばしば

自分で何度も言っておきながら
今さらだけど…
大人になってから困る
…って何なんだ?なんて
ちょっと思ったりもする

もはやうちの子供たちは
みなハタチを過ぎて
身体的な成長は
ピークに達しているしね

姿勢の悪さは癖になる

癖は客観的に見られないと
自分ではなかなか気づかないもの

身近な親が指摘する必要はある

悪い癖をなくすには
それをやめさせることも
まず重要だが

同時に
いい癖を見せつけることも
できなければならない

寝ながら漫画を読んでいると…
お父さんだって
…と言われることがある

そこですかさず…
大人だからいいんだ
…と言い返す

実際
成長が止まったどころか
衰えていく一方だと
近眼になるどころか
老眼で遠視になっていく

そもそも
本を読むのもつらくなっていく

本を読むこと自体
癖の一環には違いない

ただ最近
本を読むのがつらい年代が
励まされるような
偉人の名言に出会った

いわく…

ある年齢を過ぎたら読書は
精神をクリエイティブな探求から遠ざける
本をたくさん読みすぎて
自分自身の脳を使っていない人は
怠惰な思考習慣に陥る

…アインシュタイン

もっと歳をとって
もの忘れがひどくなるのも…
生きていくために
必要な機能だと思うことがある

長生きすればするほど
身近だった人たちの
葬式に出る機会も増えるわけで

そうした悲しみを
忘れることができないと
生き続けることは
とてもつらいことになる

衰えと悟りは紙一重

結論は…
大人になっても
何ひとつ困らないようになってる

ただ
肝に銘じてほしいのは…
いつまでも子供ではいられない
…ということかな

やっぱり…人生、日々更新

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