でじたけ流 教育論-どんな世界を見てる?
 

でじたけ流“教育論”第1050回
どんな世界を見てる?


書斎の扉の鍵の…
ネジがはずれかかっていたので
鍵をタテにまわして
ドライバーで締め直した

タテにした感じが
何となく
岡本太郎の
太陽の塔の上の顔に見えて
大学生の次男に言ったら…
ヨコにするとペンギンの顔だ
…ってずっと思ってたと言う

なるほど
そう見えなくもない

こんな部分をまじまじと
眺めたことはなかったが…

次男が小さい頃は
この部分が
ちょうど顔の高さにあった

大人になってからしか
この部分をまじまじと
眺めたことのなかった自分には
とても気づかなかった

視点の高さによって
見える世界は大きく違う

生まれたばかりの
赤ん坊にとってみれば
部屋の天井が世界のすべて

歩き出すとようやく
自分が立っている床を見る

遊びまわるようになって
どんどん世界は広がっていく

成長する過程で
見える世界は
次々と変わっていく

身体の成長が止まった後
とらえることができる世界を
広げられるかどうか
…は本人次第

思えば発育の歴史は
寝返りをうとうと
するところからして挑戦の歴史だ

挑戦に胸躍らせている間は
成長が続く
…が
挑戦を面倒だと思った瞬間
…成長は止まってしまう

やっぱり…人生、日々更新

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