でじたけ流 教育論-夢を叶える夏休み
 

でじたけ流“教育論”第1045回
夢を叶える夏休み


保育士として働く娘

22…だったか
いや…23歳になってたか

その娘が
スイカを抱えて食べていた

丸ごと1個1人で食べる
…というのが夢だったらしい

晩メシの時には
うんざりした顔をしながら
それでも頬ばっていた

せっかく1人で食べ尽くした
スイカの種は
何粒あったか数えて貼っていた

ようやく食べ終わったスイカを
ハロウィンのかぼちゃのように
切り抜いていく

さらに
スイカのお面をかぶるのが
夢だったらしい…

そのために
大きめのスイカを買ったというが
…それでも大人の頭ではかぶれない

子供の頃に描いた夢を
叶えることの難しさ…というものか

それでも
スイカでカツラを作って
かぶって喜んでいた

お父さんも
…と勧められたが丁重にお断りを

夢を叶えるために
何より必要なことは
…夢を忘れないこと

忘れたふりをした瞬間
ズルい大人に退化してしまう

子供時代の夢を
簡単に捨ててしまうなんて
…人生半分捨ててるも同然

やっぱり…人生、日々更新

Copyright 1998-2020 digitake.com. All Rights Reserved.


バックナンバー  人生日々更新 -Main-