でじたけ流教育論「創意一秒創造一生」

でじたけ流“教育論”第1033回
「創意一秒創造一生」

ここ数年…
耳にたこができるほど
お吉や助蔵のことを聞かされてきた
家族にとって

その集大成ともいえる
漫画「助蔵物語」の完成が近づくことは
もう同じ話を聞かされなくても済む
…という安心感に近づくことかもしれない

まだ修正作業や
追加の作業には追われているが
一応漫画部分はつながったので
親父が言ってきたことは
漫画として読める状態にまではなった

もっとも
校正用のファイルを読みたいと
申し出たのは長男だけだが…

ものの20分と経たないうちに
ファイルのページを
めくり終えた長男は…

友情の初恋の物語だね
面白かった

…と言ってファイルを戻してきた

実にありがたいお言葉で
笑顔を見せる長男の表情も嬉しかったが

…20分なんだよね

５年研究して制作に２年かけても
…20分

縁あって「助蔵ブルース」という
助蔵の生涯を歌にした時も思った

その時は…５分

５年研究して制作に２年かけても
…わずか５分

創作活動というのは
そういうものなんだな
…と改めて感じ入る

制作に２年かかったから
２年ががりでないと理解できないものでは
何の工夫も表現できてなかった
…ということになっちゃうしね

何年もかけて
一瞬で伝わるものにすることが
創造ということかもしれない

一瞬も
一生も
一緒さ

やっぱり…人生、日々更新