20020602
でじたけ流 教育論

第100回 は百の長


とうとう、この「教育論」も100回目を迎えた。

2000年5月に、このコーナーをはじめた時・・・
小学校に入学したてだった長男は3年生となり、
幼稚園に入りたてだった長女は年長組となり、
生まれたてだった次男は・・・
ひとりでジャングルジムに登るようになった。

そろそろ目次に使ってるイラストも
差し替えなきゃなんないな。

2年前と比べて、
やはり見た目に一番変わったのが次男で・・・
その次は、乳歯が生え替わった長男。
長女は少しふっくらしたけど・・・
それほど変わっては見えない。

だけど・・・
これから一番変身を遂げていくのは
やっぱり「女」である長女なんじゃないかな。

今は何事にも無頓着なようだけど・・・。

その無頓着さのせいで、
先日、長男とこんなケンカが勃発した。

長男が学校から持ち帰った
検尿用の紙コップをテーブルに置いていたら
可愛らしい紙コップだと思った長女が
中にお菓子を入れて食べていた。

検尿後ではなかったので
衛生的には問題なかったが・・・長男は激怒。

「もし、お菓子のカスが残ってて
 俺が病気と間違えられたら、どーすんだよ!」

子供と言えど、健康には何かと気を遣っているらしい。

そういえば最近・・・
何かとストレスもたまって、なかなか寝つけないので
私はよく酒を飲む。

とりたてて酒が好き、というわけでもないから
話をしている時などは、飲もうが飲むまいが関係なし。
話相手が飲めば自分も飲むし
飲まない相手なら、飲まずにいても平気。

ただ、寝る前に飲みはじめると・・・
これはどうにも癖になる。

ここのところは、もっぱら日本酒を飲んでいるが
先週は一週間で一升空けた。

ちなみに、うちのカミさんは、
ふざけてるんじゃないかと思うほど、まったく飲めない。

子供たちの友達のおじいちゃんが亡くなったらしい。
お酒の飲み過ぎで死んじゃった・・・
という話を聞いてきた長男と長女が
かわるがわる私の部屋に来た。

「お酒を飲むの、やめたら?」

「お正月だけにした方がいいよ」

気遣いは嬉しいが・・・そこまでは、ちょっと。
で、こんな風に返事をしてみた。

「友達のおじいちゃんと俺は血がつながってるわけじゃない。
 隣のおじいちゃんと俺は親子で血がつながってるから
 隣のおじいちゃと同じくらいしか飲まなければ
 少なくとも、隣のおじいちゃんと同じ年までは元気なはず。
 隣のおじいちゃんに、普段どれくらい飲んでるか
 聞いてごらん?」

子供たちは納得して部屋を出ていった。

隣に住む私の父は・・・まぁ、私よりは飲んでるだろう。

増・築・日・記 08  

懐中電灯、片手に

木の香りは、やっぱいいいな毎晩、うちに帰ってからひと息つくと
建築中の二階へ上がってみる。

少し前までは外から見ているだけで、出来上がっていく変化がわかったが・・・
屋根が出来、壁がつくと、外からでは変化がわからない。

しかし、着々と変化している。

中に入ると・・・声の響き方が変わった。
サッシが入って、ようやく密閉された空間になったからだ。

屋根裏や屋上に上がるには・・・
まだハシゴや足場をつたっていかなければならない。

酔っぱらったまま上がって、落っこちたら・・・
バカだよなぁ、と自分に言い聞かせつつ
それでも、ついつい上がってしまう。


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