学校で何を教わるのか
…といえば、
小学生の頃は、読み書き。
大きくなってくると、
教科は増えてるけれど…
ひと言でいうなら
学校というものは…
道具の使い方や
知りたいことの調べ方
…を教わる場所なんだと思う。
本で言えば、
いわば目次に過ぎない。
さて、そこで
自分が調べたいことが何であるか?
…それを見つけないと、
せっかく使い方を教わっていても、
とたんにつまらなくなってしまう。
ゲーテ曰く…
興味のなくなるところ、
記憶もまたなくなる。
…と、いうもんだ。
はたして自分が
何に興味を持てるのか?
その迷走は、
大人になってからも延々に続く。
ただ、大人になると、
興味があろうがなかろうが…
やりたいことより、
やらなければならないことに
時間を費やしてしまうので、
そんなことは、
あまり気にならなくなるし、
気にしないようになってくる。
でも、ふと立ち止まった時に…
ああ、自分は何で
こんなことをしているのだろう
…と感じることもある。
そして、たいていの人は
感じただけで、
また、次の忙しさに身を投げる。
結局…
やりたかったことが見つかるのは、
もうそれができなくなった時…だ。
失ってわかる…と言うが、
大切なものは、たいていそうだ。
たいていそうだ…ということは、
大切に思っただけで、
実際には大切にしていなかった
…ということでもある。
残念ながら学校では、
勉強の仕方は教えてくれても、
自分のケツの叩き方は教えてくれない。
それを必死になってやり出すのは
…ケツに火がついた時。
ケツに火がつく前にやらないと、
結果は間に合わせや中途半端。
ケツに火がついて
頑張らざるを得なくなった人より、
一見、頑張っているようには、
とても見えないような人の方が、
成果を上げることは
できるてるかもしれないね。
学生時代は、まともに
勉強をしてこなかったものだから…
やりたいことを見つけても、
相変わらず…迷いっぱなし。
はてして、
自分は成長できているのか…
ただ、
老いぼれちまってるだけじゃないか…
慰めてくれるのは人じゃない。
…自分が築いたものだけだ。
やっぱり…人生、日々更新。