でじたけ流 教育論「バランスをとりながら生きる」
 

でじたけ流“教育論”第1006回
「バランスをとりながら生きる」


この間、
長男と次男に話した
バランスについて
…の話を改めて整理してみた。

赤ん坊の頃は、頭が大きくて
足はちっちゃいので、よく転ぶ。

物理的にみてバランスが悪い。

次第に身体ができてきて、
そろそろ大人の体格になってくると、
今度は心がついて行かなくて、
バランスを崩す…これが思春期。

ここまでは、
不完全によるバランスの悪さだ。

成長期が終わって年を重ねていくと、
今度は機能の一部が衰えることにより、
バランスを崩すようになってくる。

その機能を補うために、
眼鏡だったり、薬だったり、
もっと年が行けば、杖だったり…
道具を使って
何とかバランスを保とうとする。

赤ん坊が転ぶのも、
老人が杖を使うのも…
なぜ、
そういう必要があるのかといえば
…それは、進むため。

進もうという意志がある限り、
人はバランスを保とうと心がける。

その場にへたり込んだり、
寝転んだりするのなら
…バランスなど必要はない。

そして…
バランスをとるための
コツがあるとすれば、それは
近目にならず自分をフカンで見て、
…今いる場所を確かめることだ。

やっぱり…人生、日々更新。

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